事業構造改革 -今、急務の従来事業モデルの見直し
100億.com(www.100oku.com)のチーフコンサルタント、大野和徳です。
引き続き、企業の事業構造改革の話です。前回の記事は<a href="http://a">こちら</a>。
従来は企業を支えるビジネスとして見事に成り立っていた事業であっても、今やその存在価値を失いつつあるものも少なくありません。例えば大型量販店やチェーンストアにその座を譲り渡した多くの地域小売店、独自の価値を生み出し提供することができず、単に「仕入れて売る」という機能に依存した問屋や量販店など、枚挙に暇が無いのです。
ユニクロに代表されるSPAと呼ばれる業態の企業は、末端顧客を見据えた商品企画から販売までの機能を一貫して高度化し、見事に機能させ、業種に関わらず順調な伸びを示しています。
今伸びている企業の共通点は、「<strong>顧客に支持されている</strong>」という当たり前の事実です。
つまり、企業の商品やサービスを選択するのは他の誰でもなく顧客なのです。しかも顧客に支持されている企業は、顧客に選択される「信頼あるブランド」をより強固に築きつつあります。
事業に取り組む者なら誰であれ、この基本的なことをしっかりと認識する必要があるのです。
顧客からの支持を失った従来の事業モデルに固執し、ひたすら努力を続けても、それは報われない時代になりました。いや、古い事業構造を放置していては、企業の存続すら危うくなりかねません。
今こそ、新しい事業構造を創出することが求められているのです。
事業構造改革 -「改革しないリスク」が大きい時代
100億.com(www.100oku.com)のチーフコンサルタント、大野和徳です。
前回の記事に続き、成長のための事業構造改革の話を続けます。
業績が振るわない、成長が鈍い、といった企業を分析してみると、その企業の取り組んでいる事業そのものがすでに業績をあげ得ない、成長し得ない「構造」になっている場合が多いものです。
そのような場合に、事業構造を変えず「ただひたすら努力する」ということでは成果につながりません。「努力が足りない」のではなく、「努力が実る事業構造」に変革することが先決なのです。
21世紀を迎え、多くの産業で事業・市場・商品がすでに成長段階を過ぎて、成熟や衰退の時期にさしかかっています。すなわち、伸びる市場や商品は少なくなっているのです。このような中で最も必要なことは、「伸びる市場を創り出すこと」「伸びる商品を企画開発すること」「伸びる事業を創出すること」、すなわち<strong>「市場の創造」こそが求められている</strong>のです。
次回に続きます。
100oku.comからのお知らせ
100億.com(www.100oku.com)のチーフコンサルタント、大野和徳です。
100億.comを運営する<a href="http://www.syes.co.jp/">株式会社サイエス</a>は、25年以上にわたって、中堅中小企業の経営コンサルティングを行ってまいりました。
この100億.comでは、100億企業チャレンジセミナー、経営研究会などを通じて、「<strong>100億円企業の体質を作る</strong>」お手伝いをしています。
今回、Webサイトの刷新にあたり、私から日々のメッセージをお届けしようと、この「中堅中小企業応援ブログ」をスタートしました。
さて、経営環境が厳しさを増す中、多くの企業は、業績も芳しくなく成長は鈍っている状況にあります。
これは、その企業が取っている経営政策に起因する場合も少なくありません。
経営政策は企業の舵取りのうえで極めて重要なものであることは言うまでもありませんが、不振な企業の経営政策では、「コストダウンの追求」「経費の節減」「売上増大」などの「従来構造の延長線上での努力」を図るという政策が多いものです。
これらは、従来の事業のメカニズムに立脚してオペレーションをうまく行ない成果をあげようとするもので、構造的な革新により新しい事業モデルを創ろうとするものではない、という点が重要です。
今や時代と共に経済環境を大きく変化しています。
従来の「市場成長時代」の環境の中で出来上がった事業構造は、今の状況に合致しないケースが少なくありません。
自社の成果を決定づけ、命運を決める経営政策を、今一度吟味していただきたいものです。
次回以降しばらく、「事業構造改革」をテーマに話を続けます。


