チャレンジしよう、100億企業へ! 2005.12-1号
【最近のトピックスより】
■通販市場はインターネット活用で大幅成長
日本通信販売協会が過日発表した実態調査によると04年の通販業界の売上規模は前年より9%伸びて3兆円を超え、その中でも健康食品が扱い商品ジャンルでトップに躍り出ています。受注件数でもオンラインショップによるものが何と前年比8割の伸びとのこと。健康希求時代を背景に市場の成長と競争の激化がこれからも進んでいこうとしています。
■効用を拡げるネットの活用
これまでは私は見たいテレビ番組の録画予約を忘れた時は出張先で悔しがっていたものです。でもインターネットでいつでも録画予約ができる方法を知ってからは見たい番組を見逃す事も無くなり大変重宝しています。店舗で販売している子犬や子猫のライブ映像をインターネットで公開しているペットショップのお客さんの3~4割はライブ中継を閲覧して来店し、集客力の向上や購入時間の短縮化という効果もでていると聞きました。
営業や販促のみならず省力化、コストダウンなどにもネットの活用余地は少なくなく、そこに新たな利益源が隠されています。
【100億企業づくりのために】
■「成長のキーワード:足し算から掛け算へ」
100 億企業を目指して企業が成長するには、ビジネスの効果的な展開によって市場を創造することがどうしても必要です。その時に「従来の商品・価値を従来のお客様・市場に」提供することを拡大しシェアアップを図ることのみでは、売上高はあがったとしても利益の増大には必ずしも直結しません。もちろん、スケールメリットという優位性にはつながりますが限りない「価格競争」という同質的競争に陥りがちです。ここに足し算の限界があります。
そこで必要なことは「従来のお客様に新しい価値を」「新しいお客様に従来の価値を磨き上げて」提供するという掛け算の発想が「相乗効果」を発揮するポイントとなります。そのためには「価値を創りだすコア・コンピタンスの磨き上げ」ということが鍵となってくるのです。
皆さんの事業の将来方向を考えるには、同じものを拡大する単なる足し算ではなく事業の構造を変える掛け算で設計することを考えることが大事です。それが戦略発想なのです。


