チャレンジしよう、100億企業へ! 2008.02号
今回より3ヶ月に1度のペースでメルマガを担当します福島光伸と申します。日夜経営協力先の100億企業実現のための企業力構築に取組んでいます。よろしくお願いいたします。
【最近のトピックスより】
■「KY(空気が読めない)」の真の意味
2007年度流行語大賞にノミネートされた「KY」。これは「空気が読めない」または「空気を読め」の略語とされています。ある今年の新成人に対する調査で、あなたが社会に出て現代社会を生き抜く上で、必要だと思うのは「○○力」?と聞いたところ、男女問わず「空気読力」との答えが目立ったそうです。しかし彼らの真の理由は「周りに同調して自分の意見をはっきり言わない、周りに迎合する」という処世術からきているように思われます。また、「空気が読めている」と豪語する人に「KY」族が多いのも皮肉です。
売り手市場といわれる現代において、まもなく入社してくる彼らのそのような性向をどのように企業力構築に結び付けていくか、われわれにとっても大きな課題ですね。
【100億企業づくりのために】
■コア・コンピタンスの高度化は真の意味で「空気を読む」こと
企業が売上(利益)を伸ばすためには「顧客からみて嬉しい提供価値がより一層高まること」が必須です。すなわち、「顧客が何によって真に喜ぶか」を洞察できること(「=空気を読む」こと)が鍵となるのです。
そしてそのような「価値を創りあげる企業力」のうち設備や立地などの経営資源ではなく、その企業が創りあげた「価値を生み出す仕組みやノウハウ」(コア・コンピタンスといいます)を高めることが大事なのです。
この仕組みやノウハウが社員個人に保有されていることも少なくありません。しかし、そのような属人的なノウハウはその人が退社したり、ヘッドハンティングされてしまえば企業からは失われてしまい「組織力」とはいえません。
従って、コア・コンピタンスを複数の人間で共有できる仕組みやノウハウにし、企業の力としていくという活動が大事になります。 顧客のニーズを洞察する「空気を読む力」を高め、コア・コンピタンスの高度化を図ることは100億企業実現のための企業力構築の基本となりますし、そのために若い人の感性を活用することは極めて重要です。
そのためにはビジョン実現に向けて自由闊達に意見の言い合える企業文化を醸成することが鍵なのです。まさに創造性豊かな経営のベースは「企業文化と経営体質」から生まれるのです。100億企業つくりを支援するサイエスはその意味でも「企業文化と経営体質」づくりを重視しています。(福島光伸)


