チャレンジしよう、100億企業へ! 2008.10号
【最近のトピックスより】
■予断を許さない金融危機の影響
米国のサブプライムローン問題を起点とする世界的な金融危機は今や世界同時不況への展開という様相を呈しています。その結果投資家の今後への不安を反映して株も乱高下しています。1929年末から始まったという世界恐慌の再来は壊滅的な経済の破綻を来たすことになりかねません。そのため各国は協調して「可能なあらゆる対策」で対処しようとして、金融機関などに対する公的資金を使った資本の注入も進められています。
しかし、一時しのぎではなく底堅い経済基盤は実体経済そのものの高揚無くしては創られないことも事実です。確実に不況に向かいつつあるという世界経済の見通しの中、企業経営に携わる者としてはこれからは厳しい逆風の中で一層的確な舵取りが要求されているという事をしっかりと認識する必要があると思われますね。
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【100億企業づくりのために】
■逆風の中にこそチャンスがある
世界同時不況という逆風の経営環境の中にあっても100億中堅企業づくりという課題は大事な経営テーマです。むしろ厳しい環境であればこそ尚一層真剣に取り組むべき重要課題であると考えられます。何故ならば100億企業を実現する力を備えた企業とそうでない企業の足腰の強さの差は大きく、それはそのまま不況抵抗力の差にもなるからです。
成長を目指す企業にとっては、どんな環境下であっても自社の提供価値を磨き、開発し、価値の向上を図ることが重要な戦略課題となります。逆風が吹き荒れる厳しい環境下では新しい価値が求められそこにチャンスが潜んでいることも少なくありません。その為にも自社の独自な価値創造力(コア・コンピタンス)を磨き高めることはいつの時代でも事業経営の基本となるのです。(大野和徳)


