「『新しい夜明け』に備えるマネジメント体制の変革」 最終回
われわれが現在取り組むべき課題は「ミドルアップダウンマネジ
メントへの変革」と記してきました。
では、具体的にどのように取り組んでいけばいいのか。
マネジメントスタイル変革の必要性と心構えは十分に認識された
という前提で
1.まずミドルが全社の方針(目標と施策)をトップ、あるいは
上位者とのコミュニケーションの元十分に理解する
2.その達成のためにミドルが自部門と自分の役割を明確にする。
3.自部門の役割を果たすために、その内容、意義、各人の役割
を十分なコミュニケーションの元に自部門の構成員に説明し
議論する
4.反対や質問に関しては歓迎し、押さえつけるのではなく共に
考える
5.進捗をチェックし、困難に直面している部下にアドバイスし、
鼓舞し、必要であればトップにサポートを求める
というステップで取り組みます。
「その方法ならすでにやっている」とおっしゃる企業の方も多いと
思います。やり方そのものは特に目新しいものではありません。大
きく異なるのはミドルを中心にした「目的意識と心構え」です。
そして、「元に戻ろうとする力」が働く中で、できるまでやり続け
る力の源はやはりトップになります。
結局はトップが不屈の意思でマネジメントスタイルを変えていこ
うとすること。その熱き思いが成功の鍵ということになるのです。


