「組織に潜む暗黙のルール」(第1回)
「仕事のやり方は変えたくない」
会社が環境変化に対応し、将来に向けて成長していくためには、
会社は変わらなければなりません。ところが「新たな経営計画書」
を作って実行しようとしてみても、なかなかそれだけでは会社が変
わっていきません。組織には「暗黙のルール」があるのです。
この「暗黙のルール」を4回シリーズで考えてみたいと思います。
多くの人は誰でも自ら進んで「変わりたい」とは思いません。今
までに苦労して身に付けた自分なりの「仕事の進め方」で、結果を
出したり褒められたりすることは
誰でもとても心地が良い
のです。変化する過程というのはどうしても「安定」しません。で
すから「自分が変わる必要性」に迫られることがなるべくないよう
に、組織に働きかけます。しかし、心の底では会社と自分の将来に
「不安」があって「会社は変わって欲しい」けれど、自分は変わり
たくはないのです。
その考え方が多くの人に蔓延してくると「変わりたくない変われな
い集団」となってしまい、会社や組織がその場から身動きが取れな
い状況が生み出されます。組織には強烈に「変わろうとしない力」
が働いているのです。(山田 亮)


