「組織に潜む暗黙のルール」(第3回)
「安定した組織」と「大人の判断」
組織にはもともと「変わろうとしない力」が働いていて、そして
その中で「自分の立場を守る仕事」が最優先課題となるために、放
っておくと本来中長期的に必要となる活動が疎かになってしまいま
す。つまり、中長期視点を持つことよりも「自分の立場」が大事で
将来に向けてチャレンジすること自体がリスク
であるという結論に至ってしまいます。またそのような組織からす
ると
その組織の中か近所に「チャレンジする人」がいることもまたリ
スク
なのです。チャレンジすることは実際必要でも、不確実性の高い結
末は「組織の安定」という視点からみれば、チャレンジしたくない
し、しても欲しくないということなのです。
そのような組織ではあらゆる局面で、
組織を揺るがすチャレンジは極力しない
指示のないことは積極的に行わない
という「大人の判断」が求められるようになってしまうのです。
(山田 亮)


