クライアントとコンサルの新しい関係(最終回)
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会場:TKP東京駅ビジネスセンター1号館
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「目的を共有した信頼関係」
クライアント企業の経営者は共通的に「自社をさらに生長発展さ
せ、継続していくには」という課題を抱えているということは間違
いないであろう。もちろん、「今の業績のままでいい」という経営者
もいると思うが、「つぶれてもかまわない」という経営者はいないだ
ろうし、いたら経営者失格である。
その課題は「もっと業績を上げるには」とか「人材を育成するに
は」と姿を変え、さらにはより具体的に「●●の研修をしてくれ」
とか「●●を調べてくれ」という形になって現れてくる。
また、第1回で見たように、コンサルを「専門知識をもって、ク
ライアント企業に対して外部から客観的に現状経営を観察・認識し、
問題点を指摘し、原因を分析し、対策案を示して企業の発展を助け
る人」と定義するならば、「クライアント企業をさらに生長発展させ、
継続していく」という目標において、クライアントとコンサルは一
致できる。
研修も調査もすべてクライアント企業をさらに生長発展させるた
めに存在する。逆に言えば、その目的において研修や調査の取り組
み優先順位が低い場合は、それをクライアント企業の経営者に示さ
なくてはならない。結果的には「クライアントのいうとおりにしな
いコンサル」ということになるが、一概にこれが「よくないコンサ
ル」とは言えない。
世の中にはいろいろな考え方で、いろいろなテーマに取り組んで
いるコンサルが存在する。そして、ほとんどのコンサルは一所懸命
に業務に取り組んでいることと思う。しかし、改めてコンサルの使
命を考えたとき、それを実現していくためにはお互い役割こそ異な
るが、クライアント企業とコンサルの信頼関係をもとにした共通目
標への取組が、「価値あるコンサルとなるか(するか)どうか」の鍵
なのである。(福島 光伸)
サイエスの考え方をさらに知りたい方
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