今年こそは人材育成(第3回)
「反省だけなら猿でもできる?」
研修だけで人はなかなか成長しません。そもそも本当に重要なことは、
そう簡単には言葉にも文字にも出来ないものです。ですから
研修などで「言葉や文字」から専門知識や原理原則をいくら勉強して
みても、本当のことはやっぱりよくわからないのです。例えば
「営業力を身に付ける」という本を読んでみても、そのような内容の研修や
セミナーを受けても、まずその時点で営業力が身についていることはない
と思います。そこで知り得たことを現場で実践してみて、はじめて本当の
こと理解できるものです。ですから、基本を理解した上で「実践する」ということ
が重要になりますが、ただ単に「実践すればよい」というものではありません。
そこでのキーポイントとは「反省」と「教訓」です。
「目的を果たすべく行った実践の後に反省をして教訓化しているか」それが
その後の成長を左右します。やるべきことをただ単にやればよいというもの
ではなく、また結果がでればそれだけでよいというものでもありません。
目標管理の仕組みはしっかりされている会社はありますが、しかし
多くのケースでは、その中に「反省をして教訓を得るプロセス」が実践されて
いないため、管理はできてもなかなか成長につながりません。
その成長のサイクルを確立して、愚直に習慣にしている企業では、人も育ち
ノウハウも蓄え続け、結果として企業力を構築していくことになるのです。
(山田 亮)
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